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読書:『都市の舞台俳優たち』

Sunday, Monday, 稲妻 Tuesday
中島美嘉/Glamorous Skyー

稲妻チューズデイって、何やねん!って考えれば考えるほど頭から離れへん。星屑スターダスト、七色レインボーとか派生語を考えてみたり。ちょうどええダサさやな。

田村公人『都市の舞台俳優たち』を読んだ。

正直言って、演劇にそれほど関心はない。もしかしたら良い舞台に巡り会っていないだけなのかもしれない。ボロ小屋から四季や宝塚まで、見に行った経験はあるが、コレとゆうのに出会っていない。

でも演劇やってる人ってのには昔から興味があった。最近はなくなったけど、以前は友人や、そのまた友人から舞台観覧のお誘いが来て、いくつかの小屋に舞台見に行ったことがある。あまり面白いものは無かったけど。私の見る目がないのか、そもそも舞台観覧に私の感性が合ってないのか分からないが、いわゆる琴線に触れるとゆうことがなかったな。

少なくとも、メジャーでなくアンダーグランドでやってる舞台とゆうのは、売れてる有名な人がチケットぴあとかで販売してる舞台とは違って、少なからず自慰行為的な芸術であるとは思う。

ただ私はこの自慰行為的芸術を否定しない。アートは自己表現なので、誰にどう見られようが自由なので。実際私も趣味でベースを弾いておりまして、これはまさしく自慰でしかない。誰かを感動させるほどであるわけもなく、ましてや音楽界に微塵の影響もおよぼさない。でも好きでやってるのでお許し頂きたい。

で、この小劇場で活動する舞台俳優たちと劇団を観察したのが本書である。年齢、経済事情、チケットノルマなどに対して奮闘しつつも、夢破れていく人たち。その中に10年も入り込み観察した学術的な労作。

ゲイジュツの分野って大変ですね。やっぱり仕事をもちつつ、趣味で出来る範囲でやるのが一番気楽でええ気がします。なにせ続けることができるので。時間のマネジメントが大変ですが、社会的に負い目や不安とゆうのは無く、自由にゲイジュツ活動ができるのでよいです。ほんとにその世界で頂点を目指すのでなければ。

以前、学生の頃に真面目に勉学に励み、それこそ自分の才能の限界まで学業にのめり込んだ時期がありました。そうゆうストイックなゲイジュツとの向き合い方もいいですが、気楽に続けるのもええなと今では思います。自分の才能の限界に向き合うのはなかなか辛いものですから。学問も世界や人間を描くとゆう意味ではアートですからね。

特に演劇ってお金になりにくいんでしょうか。やっぱり稽古とかセットとか劇場とかに金かかるからかな。音楽やってる人は周りに多いですが、チケットノルマやらでそのまでドロ沼になってる人はいない気がします。演劇自体のあり方も考えた方がええのかもしれませんね。

なお、同じような内容を書いてそうな本として、
米屋 尚子『演劇は仕事になるのか? 演劇の経済的側面とその未来』
も読みましたが、こちらはイマイチ。結局、公的な助成金に頼るしか無いのかと、そんな悲観的な感想しかありません。著者が芸団協とゆう公益社団法人の人ですし。

以上です。